美肌成分コラーゲン

クオーレ

2012年12月03日 13:46

今回は『美肌成分コラーゲン』いついてお知らせします。

コラーゲンは、肌のハリや保湿力を高めるとして、特に美容業界や健康食品の業界で注目されている成分です。
コラーゲンはたんぱく質の一種であり、人体のたんぱく質の約30%を占めていると言われています。
骨や関節、血管壁、歯、腱など体のいたるところに存在しています。
ところが、体内のコラーゲンは25歳を過ぎると急速に劣化することが、これまでの研究で分かってきました。

コラーゲンの多い部位
(数値はg/100g質重量)
 腱 ~ 32
 皮膚~ 25
 骨 ~ 23
 歯 ~ 18
 軟骨~ 16
 
さまざまな老化現象や老人病は、コラーゲンの量や質の低下が一因であると考えられています。
例えば、皮膚は弾力を失い、たるみがおこります。
又、骨は骨密度が低下してもろくなり、更に進行すると骨粗しょう症になります。
骨関節症もコラーゲン劣化が原因です。
一般的に25歳は「お肌の曲がり角」と言われますが、これはコラーゲンが劣化する時期と一致しているのです。

コラーゲン劣化を防ぐには、コラーゲンの新陳代謝を高める必要があります。
私達は日頃、肉や魚などの食品に含まれているたんぱく質を摂取することでコラーゲンを合成してきました。
ところが、最近の研究でコラーゲン自体を積極的に摂ると合成量が増加することが分かってきました。
詳しいことはいまだ解明されていませんが、ひとつには、コラーゲンが分解される過程でつくられるペプチドやアミノ酸が、合成を促進させる信号の働きをするのではないかと考えられています。

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