手足のあれと冷え

クオーレ

2012年12月03日 13:48

今回は『手足のあれと冷え』についてお知らせいたします。

冬は肌荒れがおきやすい季節です。特に手や足はかゆみや痛みを伴うひび割れやあかぎれが起きやすいですね。
冬の肌のトラブルは何とっても乾燥です。水分が失われ肌のバリア機能が低下したところに、外からの刺激を受けると荒れの原因に。
生活の中でよく使う手足が荒れやすいのはそのためで、特に水仕事の場合、手に付いた水が蒸発する際に肌に含まれる水分まで奪っていくためかさつく原因に。
ひどくなるとひび割れやあかぎれを引き起こします。
ただし原因は乾燥だけではなく、「冷え」も大きく関係しています。
製薬会社の調査でかかとの荒れがある人の約8割が冷えの自覚があると回答しています。
冷えは血行不良などが原因で起こり体の末端にある手足は特に血流が滞りやすく血行が悪いと新陳代謝も落ちるため荒れが起きやすく改善しにくくなります。

冷えと荒れを同時に改善するには効果的なのがマッサージです。
脚の血行促進や肌荒れ防止のために大切なのがふくらはぎのマッサージです。
ふくらはぎは血を送るポンプのような役割を果たしており、揉むことでその機能を高めることができます。自分で簡単にできるマッサージの方法を当店で説明いたしますので興味のある方は是非どうぞ…

手足の荒れの症状が軽度の場合、市販のハンドクリームを使用することも多いですが注意点もあります。
角質化した皮膚を溶かす働きのある尿素配合の場合、即効性は高いが皮膚が薄い場所への使用は避けた方が良い。
かゆみ止め系はきず口を伴う個所に使うとしみることもあるため避けた方が良い。
また尿素系やかゆみ止め系の商品は5日程度使用しても改善されない場合は医師に相談した方が良いでしょう。

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